育児本は沢山ありますが”気軽に読めて面白い本”を探している方にオススメなのが、
ヨシタケシンスケさん著書 ”ヨチヨチ父 とまどう日々”
タイトル通り、新米パパの子育てに戸惑う日々がパパ目線で書かれた本です。
- 気軽に読めて笑顔になれる育児本
- ホッとあたたかい気持ちになれる
- パパはもちろん、ママも元気が出るメッセージが沢山
- 出産祝いにも喜ばれる
目次
【ヨチヨチ父 感想】子育てに悩んだ時に読みたいパパ目線の育児マンガ

ヨシタケシンスケさんは、イラストレーターであり有名な絵本作家。プライベートでは、2児のパパでもあります。
ヨチヨチ父は雑誌「赤ちゃんとママ」で連載していたイラストエッセイに書き下ろしを加えたもので、55話収録されています。
”ヨチヨチ父”の内容にママパパが共感
引用:EhonNavi
「育児はケースバイケースだよ」とか、「世の中で言われている、子育て最高!という話は、実は当てにならないよ」というような、身も蓋もないようなことを伝えるのはとても難しいですよね。それを共感できるように面白く伝えられたら、ぼくらしいものになるんじゃないかと 引用:絵本ナビ
「育児本に出てくる赤ちゃんは3時間寝ていても我が子は30分しか寝ない」といった、
”育児本にはこう書いてあるけど…うちは違う”なんてこと、沢山ありますよね。
ヨシタケさんが語るように「育児はケースバイケース」であって、決まりや正解は無いもの。
そうした子育てにおける、ちょっとした問題に直面した時のパパの気持ちや奮闘っぷりが面白おかしく書かれていて、共感を呼んでいます。
感想・レビュー
旦那が買った本を奪って読んでみましたが、すごく良かったです!
あー、あるある!とか、あったあった!とか。一番頷いたのは、「パパは最初どうやっても『赤ちゃんのにわかファン』にしかなれない」という部分。好きな気持ちはパパもママも同じなんだなぁ…。#ヨシタケシンスケ #よちよち父 pic.twitter.com/jm1a5HTEvQ— 田町の番犬タマベロス(田町の犬) (@tamachinoinu) September 8, 2018
なんだか読んでホッとする。自分もこんな時があったと日々の事に流されて、忘れてしまうのがもったいない。たまに読んであったかい気持ちを思い出せたらよいと思いました。こんな家族ばかりだったら平和だろうな。
この本にもありましたが、母は赤ちゃんがおなかの中にいる時から自分の体調が赤ちゃんに直結するから、食べ物や着るものに気を配り、その時から「赤ちゃんとの生活」が始まってるわけだけど。父は「いきなり」感が強いんだろうなー。「そうそう、こういう感じが出てるよ、うち(の旦那)も!」と思いつつ読みました。珍しく旦那も読んでました。何を思ってたんでしょうね。 引用:読書メーター
ネタバレしない程度に好きなところを少しだけ
52.脇役感

積極的に情報交換をするママ友と違って、パパ同士って何となくギクシャクしていますよね。
子育ての寂しさや悩みを共感しにくい分、パパ達は多少の孤独はあるのかも。
43.パパの役目

子育てに奮闘するママを支えようと、自分なりに一生懸命元気づけようとする姿が健気。夫婦生活が長くなるに連れて、初心を忘れがちです。
44.人生のピーク

「うちの子だけどうして出来ないんだろう」なんて成長の遅さを感じてしまった時に読みたい。まさに、”育児はケースバイケース”。
出産祝いにも喜ばれる
引用:EhonNavi
ヨチヨチ父は、リアルな子育ての大変さが赤裸々に書かれています。
子育て家庭が、共感しながら読み進めることが出来るのはもちろん、プレママ・パパへ出産祝いとしても喜ばれます。
我が家もまだ子供はいませんが、この本を読んでいると「子育てしているとこんな事が起きるんだ」「パパはこんなこと感じてるんだ」と勉強になることばかり。
”子育てって大変”というマイナスイメージに繋がる内容ではなく「みんな同じように頑張ってるんだ」「自分だけじゃないんだ」と前向きな気持ちになれます。
終わりに
今回は、”ヨチヨチ父 とまどう日々”を紹介しました。
父親目線の育児エッセイ本は珍しいので、新鮮な気持ちで読むことが出来ますよ。
自分たちの子育てを当てはめて読むだけでなく「自分の両親はこんなことを思っていたのかな」なんて考えながら読むと、またあたたかい気持ちになれます。