”ナース&ピース 病棟をうまく転がる処世術”という本をご存知ですか??
この本は「若手看護師絶対応援主義」の現役ナースの著者が、ちょっとクセのある看護師・ドクターとの関わり方や、成長するためのコツを書いたもの。
クセのある人とどう関わったら良いか?など、看護師だけでなくその他の職業でも使える処世術の数々が載っているので、職場の人間関係で悩む人にもオススメの一冊。
固い言葉が並ぶ本ではなく、挿絵が入っていて面白おかしくゆる〜く読める本になっています。
とういわけで今回は…、
「ナース&ピース 病棟をうまく転がる処世術」の紹介です。
- 色んな性格の人と、どう関わったら良いかが分かる
- 看護師の失敗談が書かれているので、元気が出る
目次
【ナース&ピース】病棟をうまく転がる処世術が面白すぎて人間関係に悩まなくなる
ナース&ピースの著者は?
【ナース&ピース】
新人さん&心が疲れた人に届いてほしいという気持ちで本を書きました✌️🌼12月3日発売
🌼ネット書店でも発売
🌼Amazon https://t.co/oC4pgXqvUm
[内容]
・スタッフとの関わり方
・成長するためのコツ
・病棟を生き抜くコツ
・川柳&失敗談など
この想いがどうか届きますように! pic.twitter.com/YMKmjAXCQt— 中堅ナースのつぶやき@物書き (@nurse252555) October 25, 2019
本の著者は”ナースの世界が平和になりますように”との思いを込めて、看護師向けに情報発信をする看護師兼作家さんです。
”中堅ナースの申し送り”というWebサイトを運営したり、看護学生から看護師へ向けた情報発信をTwitterで行っていて、フォロワー数は1,3万人超え!(2019年12月現在)
医療業界のコミュニケーションに必要な1冊
「ナース&ピース」は楽天市場の看護技術部門でランキング一位。(2019年12月現在)本屋さんでも、売り場が広く展開されていました。
発売日は2019年12月3日とまだ新しい本なので、これからもどんどん人気が出てきそうです。
看護技術に関する本は山ほど出ていますが、こういった医療業界の独特な人間関係に関する本は珍しいので、誰もが求めていたものなのかもしれません。
気になる本の内容を少しだけご紹介

本の内容を少しだけご紹介すると…、
- 「私の頃は〜」が好きなワンスアポンアタイム先輩への関わり方
- ぼそぼそ話すドクターへの関わり方
- 気づいたら処置が終わって帰っているドクターへの関わり方
- 怖いよ怖いよと言ってくる先輩への関わり方
といった、看護師であれば誰でも「いるいる!」と共感できるような職場の人物について上手く表現されています。
因みに、私も本に書かれているタイプのほとんどの人物と出逢った事があったので、本当に共感しながら読み進めました。
時代の流れは変わっているのに「私の頃は〜」と昔の話をするのが好きな先輩がいたり、ぼそぼそと話すドクターも実際いますよね。
ぼそぼそ話すあまり聞こえないので、こちらが聞き返すとちょっと不機嫌になったり…笑
「怖いよ怖いよ」と言ってくる先輩は、夜勤で仕事をしている時に何かが見えているのか急に黙ったり、特に新人ナースに無駄に恐怖感を与えたり…笑
私の身近で働いていた人が書いた本?と思うくらい「どこにでもこういう人っているんだな〜」という気持ちになります。
https://inu-yume.jp/nurse-retirement
この本の良いところは…

この本のオススメポイントは、実際にそういった”クセのある人”といわれる人の言葉も載っていること。
人それぞれ価値観は違うので、クセのある人から見たらこちらがクセのある人かもしれないし…、良い人間関係を作るためには、お互いにコミュニケーションを図って分かり合おうとする必要がありますよね。
なぜ人間関係に悩む看護師が多いのか。

看護師の仕事は、ミスが許されない緊張した中での職務が多いです。それだけでも、精神的なストレスは大きいですよね。
そして、職場には女性が多く幅広い年齢層の人がいます。
女性が多い職場の場合、協力的に物事を進められるといったポジティブな面もあれば、ネガティブな面だと、対抗心などから対立してしまうこともありますよね。
そして、働く看護師の年齢も幅広いと、育った環境も大きく違うので価値観の違いなどから、相手を受け入れにくいといった問題も。
著者が若手看護師絶対応援主義であったことから生まれたこの本は、こういった人との関わり方に根本から向き合っている本なので、
新人ナースだけでなく新卒で入社した会社員の方など職場の人間関係に悩む人にオススメできます。
おわりに
今回は、「ナース&ピース 病棟をうまく転がる処世術」をご紹介しました。
読んでいてとても面白い本でしたが、私がふと思ったのは「こんな人いるいる!」と共感するだけじゃなく
「こんな人にならないように気をつけよう…。」と改めて自分のコミュニケーション方法を見直す良いきっかけにもなりました。