看護師の仕事

【健康診断】採血のあれこれを知れば怖くない

私は、企業や学校で健康診断仕事をしています。

皆さんの会社や学校でも健康診断ありますよね。

 

「面倒だけど会社がやってくれるから仕方なく…。」

「毎年参加しないといけないから…。」

 

こんな思いで受けていませんか??

健康診断は自分の身体を知る大切な日です。

流れ作業で受けてしまいがちな健康診断を少し理解してみましょう♪

 

採血の疑問とお悩み解決!
  • 採血って色々気になる
  • 血管が見えづらく苦労している
  • 採血時に倒れたことがある

 

採血の気になるいろいろ

健康診断に携わっていて1番質問をされるのが採血をしている時です。

誰でも、針を身体に刺すのは嫌ですよね。

私もされるのは苦手。不安な気持ちは分かります。

 

よくある質問
  1. 「これで何がわかるんですか??」
  2. 「血液とる量多くないですか?」
  3. 「私の血液黒くないですか?大丈夫なんですか??」
  4. 「ご飯食べ食べてきちゃいました…。」

 

医療に携わっているか、医療ドラマ好きの方でもない限り、こういった事を知る機会は少ないですよね。こう質問する方が多いのも、無理はありません。

今日はこんな疑問を1つずつ解決していきますね!

 

採血の疑問を解決!

採血すると何がわかるの??

健康診断で採血をして分かる主な病気は、貧血、肝臓の異常、腎臓の異常、高脂血症、糖尿病などです。

基本的な項目はこれらになりますが、オプションで項目をプラスすることが出来る健康診断もありますね。

 

量多くない??

基本的に血液を採取するのは3本です。

「三本もとるの!?」なんてよく驚かれちゃうのですが、筒状のスピッツと呼ばれる3本の検体に血液を採取するのは、10〜15cc程度(合わせて大さじ1杯程度)なんです。

献血だと 200mlや400ml必要なのでそう考えれば健康診断は少し気楽ですかね?

 

 

自分の血が黒い?不健康!?

採取した血液を見て、よく驚かれるのが

「こんなに黒いんですか??これって大丈夫??」

いいえ、問題ありません。

血液って真っ赤なイメージがありますもんね。

 

血液は全身を巡っていて、肺で酸素を受け取り、赤い動脈血となります。
そのあと心臓より全身に送り出され、体中で酸素が使われて黒っぽい静脈血となります。

健康診断で行う採血は、この静脈血を使います。

よく肘の真ん中で採血しますよね。必ず、静脈を見極めて針を刺しています。

動脈はもっと奥深くにあるので、目で見えている腕や足の血管は静脈です。

 

余談

看護師さんがよく血液の容器を一生懸命フリフリしていますよね?あれは、容器の中の薬液と血液を混ぜています。血液はそのままにしておくと固まってしまいますので薬液が容器に入っているんですね。

 

ご飯食べちゃいました…。

「ご飯食べました。すみません…。ついでにビールも」

ビールもしっかり飲んだんですね笑

 

皆さん申し訳なさそうに告白してくれます。

採血は基本的には”空腹時”が条件です。

なぜなら食事をすると、血糖・中性脂肪・インスリンなどの項目に影響します。

食事では、影響のない項目もありますが、ほとんどが”空腹”が条件です。

ですので、食事は食べないことが決まりになっていて、基本的には午前中に採血をしますよね。

ですが、こうして申告してもらえるとその後は医師の判断で検査をするかどうかが決められます。

 

採血のお悩みを解決!

1度で採血してもらえなーい!

「わたし、採血とりずらいみたいで…。」

と気を遣って予め伝えてくれることが多いのですが、非常に助かります。

採血される側はもちろん、採血をする看護師も次はどんな血管の人が来るか…緊張していることがあるので、こういった情報提供はしておくといいですね。

 

採血とりずらいのか。よし。針を変えてよく見てみよう。

 

もしくは、どんな血管も朝飯前の採血スーパーナースが召喚されることもあります。

女性は男性に比べて血管が細いので、より採血が難しい方が多い印象があります。

 

事前に自分で出来ること

ここで、採血が採りづらいと言われてしまう人へ事前に自分で出来ることをお伝えしますね。

  1. 血管をあたためる
  2. 水分を摂る

 

血管をあたためる

手足が冷えていると、血液の巡りが悪くなります。採血する側の手をあたためておくと、血管の壁が広がって静脈が怒張し採血する部位がはっきりしてきます。

ホッカイロで、軽くあたためるのがおススメです♪

 

水分を摂る

特に夏場は、たくさん汗をかき血管も脱水傾向になっていることがあります。すると、血管はペコっと潰れてしまっていて、採血がしづらいことも。

(※摂取可能な水分量は指示に従ってください)

ここで飲むのは、必ず水かお茶にしましょう!スポーツドリンクも糖分を含むので検査結果に影響します。

 

気分が悪くなる…。

採血をした後に、目眩がしたりフラフラする人も珍しくはありません。

これらの症状は「血管迷走神経反射」と呼ばれるもので、血液が 足りなくなって起こる「貧血」とは異なるものです。
注射に対する恐怖からくる過度の緊張や、体調不良、寝不足などは血管迷走神経反射を強める原因となります。
引用:金町中央病院

要するに、注射へのドキドキや単純に体調不良や寝不足が引き金となってしまうんですね。

なるべく、健康診断前日はしっかりと睡眠をとりましょう。

 

とはいっても…

過去に一度でも症状が出たことがある方は、もう次からの健康診断が心配で仕方ないですよね。

そういった時は、採血時に以前どんな症状が出たのか伝えると、ベットで寝て採血をしてもらえます。その後もしばらく休ませてもらえるので安心です。

迷走神経反射によりバタッと倒れてしまう人もいるので侮れません。無理をせず。

 

アドバイス

採血中「針を見たくない!」よく目を瞑ってしまいますよね。目を瞑ると余計に神経を集中させてしまうので、違う方向を見たり看護師さんに話かけたりして、リラックスみましょう。




まとめ

いかがでしたか??今回は、健康診断でよく聞かれることを主にご紹介しました。

採血時の様々な疑問は、少しだけ解決できましたか??

 

これらのことを参考に、主体的に正しく健康診断を受けて健康な身体を維持しましょう♪